新潟から、全国へ / 医療・士業専門のホームページ制作
平日 9:00〜20:00(土日応相談) LINEで相談する →
ゆーたか YUTAKA — MEDICAL & LEGAL WEB
2026.09.16コラム

ホームページの更新を毎回頼む方へ|自分で直せるか見分ける4か所

ホーム / お知らせ / コラム

ホームページの更新を毎回頼む方へ|自分で直せるか見分ける4か所

電話番号が変わった。料金表の数字を1つ直したい。休診日のお知らせを1行足したい。それだけのことで制作会社にメールを書き、返信を待ち、請求書が届く。直したい箇所が小さいほど、頼むこと自体が面倒になって、そのまま後回しになります。

同じ止まり方が知恵袋にも残っています。2013年、会社のサイトの更新をすべて業者に任せている方が、直したい文章をFAXで送って直してもらっていること、そして年間の更新回数が決まっているため直したいときに直せないことを書いていました。2025年には、サイトを作った業者と連絡が取れなくなり、管理画面に入れないまま更新が止まっている、という相談も出ています。

僕は新潟で医療機関・接骨院・士業のホームページを作っています。「これ、自分で直せるようにできますか」と聞かれる回数が多いので、答える前に数えました。

2026年9月16日、新潟の接骨院・社労士・訪問看護・訪問介護の名簿からサイト238件を開き、自分で直せる作りが入っているかを判定しました。開けた215サイトのうち、痕跡があったのは146サイト(7割近く)です。それでも、お知らせの最後の日付が1年より前で止まっているサイトが30ありました。あわせてYahoo!知恵袋の相談82件を読み、いちばん多かったのは費用の話で34件、次が「引き継げない」の20件でした。

いま自分のサイトがどちらなのか分からない方は、無料のサイト診断にURLを送ってください。この記事と同じやり方で判定して、直せる範囲と直せない範囲を分けてお返しします。

<!-- def --> CMSとは、管理画面にログインして、文章や写真をブラウザ上で書き換えられるようにする仕組みのことです。WordPressがその代表で、ほかにWix・ペライチ・Jimdoなどがあります。この仕組みが入っていないサイトは、HTMLのファイルを書き換えてサーバーに送り直す作業になります。

何を、どうやって数えたか

測定日は2026年9月16日です。数えたものは2つあります。

1つ目は同業のサイトです。手元にある4つの名簿(新潟市の接骨院115院、社労士137事務所、訪問看護102事業所、訪問介護125サイトの実測記録)から、サイトのURLが分かっている238件を取り出しました。重複は除いてあります。各サイトのトップページを開き、お知らせ・新着・ブログらしき内部リンクを最大3枚までたどって、HTMLの中身に wp-content などの痕跡があるかを機械で判定しています。

他社のHTMLは、<meta charset> を読んで文字コードを判定してから中身を取り出しました。ここを見ずに数えると、Shift_JISのページが化けたまま「該当なし」に数えられます。

開けたのは238件のうち215件です。到達できなかった23件の内訳は、アクセスを断られたものが10件、ページが無くなっていたものが7件、サーバーが応答しなかったものが6件でした。

2つ目はYahoo!知恵袋です。「ホームページ 自分で 更新」「ホームページ 更新 費用」「ホームページ 更新 引き継ぎ」など20語で検索し、一覧を延べ843件ぶん読みました。重複を除くと773件です。このうち更新・修正に触れている472件の質問ページを開き、368件が読めました。残る104件はサーバーが500を返して開けていません。

368件から、相談者が事業者側(経営者・社内の担当者)で、話題が自社サイトの更新であるものを機械で120件に絞り、その120件を1件ずつ読んで38件を題材違いとして外しました。外した中身は、制作を請け負う側からの質問、転職やキャリアの相談、税や契約の相談などです。残った82件がこの記事の分母です。最も古い相談は2005年、最も新しいものは2025年で、2020年以降は14件でした。

知恵袋の質問文はそのまま引用せず、短く言い換えています。質問者が特定できる書き方はしていません。

自分で直せる作りのサイトは、どれくらいあるのか?

215サイトのうち、CMSの痕跡があったのは146サイトでした。割合にすると68%です。

業種URLが分かっていた数開けた数CMSの痕跡あり
接骨院474329
社労士474328
訪問看護615843
訪問介護837146
計238215146

内訳はWordPressに大きく偏っています。

何で作られているかサイト数
WordPress119
Wix10
ペライチ6
Jimdo3
グーペ3
Googleサイト3
Ameba Ownd1
STUDIO1
痕跡が見つからなかった69

判定に使った痕跡は、wp-content が91件、wp-json が13件、wp-includes が10件、wp-admin が5件です。本文に「WordPressで作りました」と書いてあるだけのページは数えていません。読んだのは1サイトあたり最大4ページなので、下層に管理画面を持っているのに痕跡が出なかったサイトが、69件の中に混ざっている可能性は残ります。

ここまでは道具の話です。7割近くのサイトには、すでに自分で直せる仕組みが入っていました。

作りがあっても、お知らせのほうは止まる

同じ215サイトで、お知らせ・新着・ブログの近くにある日付を拾い、いちばん新しいものを見ました。日付が取れたのは139サイトです。

最後の日付から今日までサイト数
90日以内80
90日を超えて1年以内29
1年を超えて3年以内19
3年より前11

いちばん古いものは2016年5月で止まっていました。さらに、お知らせ・新着・ブログへの入り口そのものが1つも見つからないサイトが68件あります。

注意してほしいのは、CMSが入っているほうが更新されている、とは言い切れないことです。日付が取れた139サイトのうちCMSの痕跡があるのは102サイトで、そのうち17サイトは1年より前で止まっていました。管理画面がある状態で、1年以上お知らせが増えていないということです。

この数え方には限界があります。拾っているのは「ページに書かれた日付」なので、日付を出していないサイトは更新していても数に入りません。76サイトが日付なしで、うち56サイトはお知らせの入り口も見つかりませんでした。

更新の相談82件で最も多いのは、費用と引き継ぎ

知恵袋の82件を、聞いていることで分けました。

聞いていたこと件数
頼むときの費用と、その金額が妥当か34
引き継げない(ログイン情報・退職・業者の廃業)20
自分で更新するやり方・道具が分からない16
頼んでも直らない・対応が遅い7
社内で誰がやるかが決まらない3
直したのに古い表示が出る2
計82

いちばん多い34件は費用です。ただし中身は「相場を知りたい」だけではありません。月額を払い続けているのに更新がほとんど無い、作成だけ頼んで後は自分で更新する契約にできないか、といった質問が並びます。82件のうち月額の金額まで書いていたのは8件で、5,000円から13万円まで開きがありました。数が少なく幅も広いので、相場として使える数字ではありません。うちが保守で毎月していることは別の記事に工程ごとに書いています。

道具や手順が分からない、という相談は16件で3番目でした。上の2つ、あわせて54件は、管理画面を開く前の段階で止まっています。

引き継げない20件で、何が手元から無くなっていたか

2番目に多かった20件を、本文を読んで内訳に分けました。1件が複数に当てはまるので、合計は20を超えます。

  • 管理画面のログイン情報やデータが手元にない … 8件
  • 別の業者へ移したいが、移せるか分からない … 7件
  • 作った業者が廃業・倒産、または連絡が取れない … 7件
  • 担当していた社員が退職して、誰も分からなくなった … 2件

この20件で足りなくなっていたのは、管理画面の鍵と、その鍵を知っている相手先です。制作会社と連絡が取れなくなったときに何から手をつけるかは、以前に213件の相談を読んで整理しました。

自分で直せるか見分ける4か所

今日の実測と相談82件から、確かめる順番を4つに絞りました。上から順に見てください。

1. 作りを見る。 パソコンでサイトを開き、ページの何もない場所を右クリックして「ページのソースを表示」を選びます。表示されたコードの上で Ctrl+F(Macは command+F)を押し、wp-content と入力してください。見つかればWordPressです。見つからない場合は wix peraichi jimdo も試します。どれも出てこないサイトが、今回は215件中69件でした。

2. 鍵が手元にあるか。 管理画面のURL、ID、パスワードの3つが自分の手元にあるかを確かめます。3つそろっていなければ、作りがCMSでも直せません。引き継ぎで詰まった20件のうち8件は、ここが無い状態でした。

3. 直せる範囲を確かめる。 お知らせは書けるが、料金表やトップページの文言はテンプレート側にあって触れない、という作りはよくあります。ログインしたら、直したい箇所が管理画面のどこに出てくるかを1つずつ確かめてください。出てこない箇所は、制作会社に頼む範囲として残ります。

4. 誰が、どのくらいの頻度で直すかを決める。 今回いちばんはっきり出たのがここです。管理画面があっても1年以上お知らせが増えていないサイトが17件ありました。週に1回でも月に1回でもかまいません。担当者と頻度を決めていないサイトは、仕組みがあっても止まります。

作り直しが必要かどうかで迷っている方は、作り直しと修繕の分かれ目も先に読んでください。今のサイトのまま鍵を取り戻すだけで済むことがあります。

サイトのURLを無料のサイト診断に送っていただければ、1から4までをこちらで判定してお返しします。料金や制作の範囲はサービスのページに全部書いてあります。

よくいただく質問

自分のサイトがWordPressかどうか、業者に聞かずに分かりますか

分かります。パソコンでサイトを開き、右クリックから「ページのソースを表示」を選び、Ctrl+F で wp-content を探してください。今回215サイトを同じ方法で判定し、119サイトで見つかりました。

WordPressだと分かったのに、管理画面に入れません

管理画面のURLは多くの場合サイトのURLの後ろに /wp-admin/ を足したものです。開いてもIDとパスワードが分からない場合は、作った業者に発行を依頼してください。今回の相談20件のうち8件がこの状態で止まっていました。業者と連絡が取れない場合は、サーバー会社の契約者が誰になっているかを先に確認します。

自分で更新できるようにすると、制作会社に頼む必要はなくなりますか

なくなりません。お知らせや写真の差し替えは自分でできても、ページの追加、表示の崩れ、サーバーやプログラムの更新は残ります。今回の相談でも「作成だけ頼んで後は自分で」という希望は複数ありましたが、実際には範囲を分ける話になります。

更新を自分でやると、検索での評価は下がりませんか

下がる要因は、更新する人が社内か社外かではありません。情報が古いまま放置されることのほうが影響します。今回、お知らせが1年より前で止まっているサイトが30、3年より前が11ありました。

お知らせのコーナーが自分のサイトに無い場合はどうしますか

215サイトのうち68サイトは、お知らせ・新着・ブログへの入り口が見つかりませんでした。無い場合は、まず置き場所を作るところからになります。作る側の工数としては小さく、既存のサイトに足せることが多いです。

まとめ|ホームページを自分で更新できるようにするには

2026年9月16日の実測をまとめます。

  • 新潟の215サイトのうち、自分で直せる作り(CMS)の痕跡があったのは146サイト。7割近くがすでに仕組みを持っている
  • それでも、お知らせが1年より前で止まっているサイトが30。管理画面を持っていて止まっているサイトも17あった
  • 知恵袋の相談82件で最も多いのは費用の34件、次が引き継げない20件。やり方が分からないは16件で3番目
  • 引き継ぎで無くなっていたものの1位は、管理画面のログイン情報(8件)

自分で更新できる状態には、3つ要ります。CMSの作り、管理画面の鍵、そして直す人と頻度です。今回の215サイトでは、1つ目はすでに7割近くが持っていました。確かめる順番は、作りを見る、鍵を確かめる、範囲を分ける、当番を決める、の4つです。

自分のサイトがどこで止まっているか確かめたい方は、無料のサイト診断にURLを送ってください。この記事と同じ方法で判定し、直せる範囲と頼む範囲を分けてお返しします。自分で作るところからやってみたい方は、つまずきやすい工程を相談40件で数えた記事も参考になります。

← お知らせ一覧へ 無料サイト診断を申し込む
Free site review

いまのサイトも、同じやり方で測れます。

この記事で使った見方で、先生のサイトを実際に測ってお返しします。無料です。売り込みはしません。診断だけ受け取って終わりにしていただいて構いません。

平日 9:00〜20:00(土日応相談)/半日以内に返信します