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2026.10.05コラム

接骨院のインスタ、ホームページから行けますか|同業191サイトを数えた

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接骨院のインスタ、ホームページから行けますか|同業191サイトを数えた

ホームページにインスタのリンクを貼っておいたのに、押すと「ユーザーが見つかりません」と出るようになった。自分で作ったサイトでは、パソコンからはちゃんと飛べるのに、スマホで押すとアカウントのページではなくインスタのホーム画面が開いてしまう。

これは、Yahoo!知恵袋に実際にあった相談をいくつか合わせて、短く言い換えたものです。見る側からも、お気に入りのお店のホームページでインスタのリンクを押したら、お店とは関係のないおすすめばかりが出てきた、という相談が出ています。

僕は新潟で医療機関・介護事業所・士業のホームページを作っています。今回数えた接骨院のサイトにも、臨時休診などのお知らせはInstagramで確かめてほしいと書いている院がありました。ホームページを見に来た患者さんがそこまでたどり着けなければ、せっかく更新した投稿が読まれません。そこで、新潟の同業サイトのトップページから、インスタやLINEにきちんと行けるかを数えました。

新潟の接骨院・社労士事務所・訪問看護・訪問介護の191サイトを調べたところ、トップページにInstagramへのリンクがあったのは44サイト(23%)、LINE公式アカウントへのリンクがあったのは26サイト(14%)でした。接骨院に限ると、43院中20院がInstagram、20院がLINEにつないでいます。Instagramへのリンクがある44サイトのうち17サイトは、文字も読み上げ用の名前もないアイコンだけのリンクでした。

自分のサイトのSNSへのつなぎ方を確かめたい方は、無料のサイト診断にURLをお送りください。この記事と同じ項目で確かめてお返しします。

<!-- def --> SNSリンクとは、ホームページの中に置いた、InstagramやLINE公式アカウントなどのページへ飛ぶためのリンクのことです。アイコンのボタン、文字のリンク、QRコードなどの形で置かれます。この記事では、トップページのHTMLに書かれていて、押すと各SNSのページへ飛ぶリンクを数えています。

何を、どうやって数えたか

数えたものは3つあります。

1つ目は新潟の同業サイトです。手元にある4つの名簿(接骨院・社労士事務所・訪問看護・訪問介護)からホームページのURLを取り出し、同じドメインの重複を除いた209件に、2026年9月26日に接続してHTMLのまま保存しました。トップページを保存できたのは191サイトです。他社のHTMLは、保存するときに <meta charset> を読んで文字コードを判定してから取り出しています。保存時に60万字で切れていた8サイトは、2026年10月4日に全文を取り直したものを使いました。

2026年10月5日に、この191サイトのトップページについて、次の項目を調べました。

  • Instagram・LINE公式アカウント・Facebook・X(旧Twitter)へのリンクがあるか
  • リンクの飛び先が、アカウントのページか、投稿1件か、「共有」のボタンか
  • リンクに文字が付いているか、アイコンや画像だけか。アイコンだけの場合、読み上げ用の名前(画像の代替テキストやaria-label)があるか
  • リンクがヘッダー・本文・フッターのどこにあるか

HTMLの中でコメントにして画面に出なくしてあるリンクは、数えていません。ページを開いたあとにJavaScriptで読み込まれる部品の中のリンクも、保存したHTMLには出てこないので数えていません。リンク先のアカウントがいまも動いているかは、外部に接続し直すことになるので確かめていません。

2つ目はYahoo!知恵袋です。「ホームページ インスタ リンク」「インスタ ホームページ どっち」「ホームページ LINE公式 リンク」など6語で検索し、一覧を延べ238件ぶん読みました。重複を除くと229件です。そこから、ホームページとSNSのつなぎ方に関係しそうな38件を開いて本文まで読み、関係があった35件を分類しました。投稿日は2016年から2026年までです。質問文はそのまま引用せず短く言い換え、質問者が特定できる書き方はしていません。

3つ目は、このサイト(yutaka-web.jp)です。公開しているHTML85ページで、SNSへのリンクを同じように数えました。

191サイトは、トップからSNSにつないでいるか

分母は、トップページを保存できた191サイトです。数えたのは、各SNSのアカウントのページへ飛ぶリンクがあるサイトです(共有ボタンなどは次の章で別に数えます)。1つのサイトに同じSNSのリンクが何本あっても、1サイトとして数えています。

トップページのリンク先接骨院社労士訪問看護訪問介護計
Instagram20214844(23%)
LINE公式アカウント2023126(14%)
Facebook97121038(20%)
X(旧Twitter)459422(12%)
どれか1つ以上2911211677(40%)
サイト数43425452191

SNSへのリンクがいちばん多いのは接骨院で、43院中29院がどれかにつないでいます。社労士事務所は42サイト中11で、Instagramへのリンクは2サイトだけでした。訪問看護と訪問介護は、InstagramとFacebookが中心です。

1つのサイトがいくつのSNSのアカウントにつないでいるかも数えました。0種類が114サイト、1種類が38、2種類が27、3種類が10、4種類すべてが2です。

接骨院の43院を、InstagramとLINEの組み合わせで分けると次のようになります。

接骨院43院院数
InstagramにもLINEにもつないでいる13
Instagramだけ7
LINEだけ7
どちらにもつないでいない16

インスタのリンクは、どこにどんな形で置かれているか

Instagramへのリンクがあった44サイトについて、リンクの場所と見た目を見ました。

Instagramへのリンク(44サイト)サイト数
ヘッダーにある11
ヘッダーには無く、本文の途中にある26
フッター(ページのいちばん下)にだけある7
リンクの見た目(44サイト)サイト数
「Instagram」などの文字が付いている12
アイコンだけ。読み上げ用の名前はある15
アイコンだけ。読み上げ用の名前もない17

アイコンだけのリンクは、見た目がすっきりする反面、画面の読み上げ機能を使う人には何のボタンか伝わりません。44サイト中17サイトは、アイコンの画像に名前(代替テキスト)が付いておらず、リンク自体にも名前がありませんでした。読み上げでは「リンク」としか聞こえない作りです。

フッターにだけ置いているサイトは、トップページを最後までスクロールした人しかリンクに気づけません。スマホではトップページが長くなりやすいので、途中で予約や電話に進んだ人は、インスタの存在を知らないまま終わります。

文字が付いていたリンクには、「臨時休診などはInstagramからご確認ください」と、インスタで何を知らせているかまで書いた院がありました。押す前に「何が見られるのか」が分かるので、押す理由がはっきりします。

接骨院では、LINEとInstagramの置き方に差が出ました。LINEにつないでいる20院のうち15院はヘッダーに置いていますが、Instagramをヘッダーに置いているのは20院中4院です。LINEのリンクには「LINE予約」「LINEで予約する」などの文字が付いたものが多く、予約の入口として扱われています。インスタは、本文の途中で「投稿の紹介」として置かれている形が中心でした。

押した先がアカウントのページになっているか

リンクの飛び先も確かめました。多くはアカウントのページに飛びますが、次のような形も見つかりました。

飛び先サイト数
アカウントのページではなく、「このページを共有する」ボタンだけ4
アカウントではなく、FacebookやXのトップ画面に飛ぶリンクが混ざっている2
SNSのリンクはあるが、アカウントのページへ飛ぶものが1本もない2

「共有」ボタンは、見た人が自分のSNSでそのページを紹介するためのものです。InstagramやFacebookのアイコンが並んでいても、押すと投稿画面が開くだけで、院や事業所のアカウントには行けません。2サイトは、SNSのアイコンが全部この共有ボタンで、アカウントのページへは1本もつながっていませんでした。

SNSのトップ画面に飛ぶリンクは、アカウント名の部分が抜けている形です。テンプレートに最初から入っていたリンクを書き換え忘れたか、SNS側のアドレスの形が変わって古い書き方が残ったものと考えられます。押した人は、何も知らないSNSのトップ画面を見ることになります。

Instagramの投稿を一覧でトップに載せているサイトは2つで、どちらもアカウントのページへのリンクも別に置いていました。Facebookのページをトップに埋め込んでいるサイトは10ありました。

インスタのリンクを押してもアカウントが出ないのはなぜ?

知恵袋の35件を、誰が何に困っているかで分けました。

相談の中身件数
作る側:インスタの投稿をホームページに自動で出したい・出ない11
作る側:ホームページにSNSのリンク・ボタン・QRコードを置きたい9
見る側:ホームページのSNSリンクで困った・情報が見つからない6
逆向き:インスタからホームページへ案内したい・うまく開かない5
作る側:リンクを置いたのに、押すと別の画面が出る3
そもそも:ホームページとインスタのどちらが要るか1

いちばん多かったのは、インスタの投稿をホームページに自動で表示させたいという相談でした。使っているのはJimdo、ホームページ・ビルダー、WordPressなどです。埋め込み用の部品を貼っても何も出ない、どこに貼ればいいか分からない、という相談が続きます。

押すと別の画面が出る3件は、どれもリンクの中身が原因になりやすいものです。アカウント名のあとに「tagged」などが付いたアドレスを貼ってスマホで開けなかった、LINEの友だち追加ボタンを置いたら「お探しのページは見つかりませんでした」と出た、アカウントが見つからないと出るようになった、という相談でした。

見る側の6件には、お店のホームページでインスタのリンクを押したら、登録やログインを求める画面が出て慌てたという相談がありました。パソコンではインスタが見られないので、ホームページのアドレスを教えてほしいという人もいます。臨時休業が半年続いているのに、ホームページにもインスタにも理由が書かれていない、という声もありました。インスタで知らせていることを、ホームページを見に来た人がみんな見られるとは限りません。

自分のサイトで確かめる手順

SNSのリンクは、作った直後は動いていても、アカウント名の変更やテンプレートの差し替えで、気づかないうちに壊れることがあります。次の順番で確かめてみてください。

  1. スマホでトップページを開き、SNSのアイコンを1つずつ押す

院や事業所のアカウントのページが開くかを見ます。共有の投稿画面や、SNSのトップ画面が開いたら、リンクの書き直しが必要です。

  1. SNSにログインしていない状態でも押してみる

ホームページから来る患者さんには、院のアカウントをフォローしていない人や、インスタにログインしていない人もいます。ブラウザの別ウィンドウなどで試します。

  1. アイコンの近くに、何が見られるかを一言書く

「臨時休診はInstagramでお知らせします」「LINEで予約できます」のように書くと、押す理由が伝わります。

  1. アイコンだけのリンクには、読み上げ用の名前を付ける

画像の代替テキストに「Instagram」と入れるだけでも、読み上げで何のボタンか伝わります。

  1. インスタのプロフィールにも、ホームページのアドレスを入れる

逆向きの道も作っておくと、インスタで院を知った人がホームページで料金や場所を確かめられます。

インスタの投稿そのものの作り方は、インスタを続けても予約が増えない治療院に足りない1つで書評としてまとめています。投稿に書く言葉は、ホームページと同じ感覚で書けない部分があります。その違いはホームページには書けた表現が、SNSでは書けない理由で整理しました。

このサイトがInstagramを載せていない理由

このサイト(yutaka-web.jp)を同じ項目で数えると、公開しているHTML85ページすべてにLINE公式アカウントへのリンクがあります。トップ・自己紹介・サービス・お問い合わせの4ページには、それぞれ3か所ずつ置いています。どれも「LINEで相談する」と文字で書いたリンクです。Instagram・Facebook・Xへのリンクは、85ページのどこにもありません。

LINEを置いているのは、問い合わせの入口として使っているからです。平日の日中は医療機関で勤務していて電話に出られないので、やり取りはフォーム・LINE・メールで受けています。

Instagramは、営業の連絡用のアカウントを2026年8月に作ったばかりで、ホームページから案内できるほど投稿がたまっていません。投稿の少ないアカウントにつないでも、見に来た人が得るものはほとんどありません。リンクを置くのは、見に来た人に伝えたい投稿がそろってからにしています。逆向きの、Instagramのプロフィールからこのサイトへのリンクは置いています。

接骨院では事情が違います。臨時休診や空き状況をインスタで毎日知らせているなら、ホームページに来た患者さんをそこへ案内する価値があります。その場合は、フッターの隅のアイコンだけでなく、何が見られるかを書いたリンクを目に入る場所に置くのがおすすめです。

よくいただく質問

アイコンだけでも、インスタのリンクだと分かりますか

目で見る人には、インスタのアイコンはたいてい伝わります。困るのは画面の読み上げ機能を使う人で、今回の44サイト中17サイトは、アイコンに名前が付いていませんでした。画像の代替テキストに「Instagram」と入れておけば、見た目を変えずに名前を付けられます。

インスタの投稿をホームページに自動で表示させたほうがいいですか

今回の191サイトで、トップページに投稿の一覧を載せていたのは2サイトだけでした。知恵袋では、自動表示についての相談が11件といちばん多く、埋め込み用のコードが出てこない、貼っても表示されないという相談も含まれていました。まずはアカウントへのリンクを確実に置き、自動表示はそのあとで考えるのが確かです。

インスタのリンクには、どのアドレスを入れればいいですか

アカウントのプロフィールのアドレス(instagram.com のあとにアカウント名だけが付いた形)を入れます。投稿1件のアドレスや、アカウント名のあとに別の文字が付いたアドレスを入れると、スマホで別の画面が開くことがあります。入れたあとは、スマホとパソコンの両方で押して確かめてください。

LINEとインスタ、ホームページにはどちらを載せるべきですか

今回の接骨院43院では、両方載せている院が13、LINEだけが7、インスタだけが7でした。LINEは予約や相談の入口としてヘッダーに置く院が多く、インスタは投稿の紹介として本文に置く院が多く見られます。役割が違うので、両方使っているなら両方載せて、それぞれ何に使うのかを一言添えるのがおすすめです。

自分のサイトのSNSリンクが正しく動くか、見てもらえますか

URLをお送りいただければ、トップと下層のページで、SNSへのリンクの飛び先・置き場所・読み上げ用の名前の有無を確かめてお返しします。無料のサイト診断からお申し込みください。

まとめ|接骨院のホームページからインスタへのリンクは、43院中20院

2026年9月26日に保存した新潟の同業191サイトのトップページを数えると、Instagramへのリンクがあったのは44サイト、LINE公式アカウントへのリンクは26サイトでした。接骨院は43院中29院がどれかのSNSにつないでいて、4業種の中でいちばん多くなっています。

一方で、Instagramへのリンクの17サイトは名前のないアイコンだけで、7サイトはフッターにしか置かれていませんでした。共有ボタンしかなくアカウントへ行けないサイトや、SNSのトップ画面に飛ぶリンクが混ざったサイトもありました。インスタを毎日更新していても、ホームページからの道が見えにくければ、患者さんは投稿までたどり着けません。

自分のサイトのSNSへのつなぎ方を確かめたい方は、無料のサイト診断で、この記事と同じ項目を見てお返しします。制作や修正の範囲と料金は、サービスと料金に載せています。

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