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ゆーたか YUTAKA — MEDICAL & LEGAL WEB
2026.08.01(最終更新 2026.08.29)コラム

ホームページを3年放置したクリニックで、まず直すべき5か所

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ホームページを3年放置したクリニックで、まず直すべき5か所

「そろそろ作り直したほうがいいのは、分かっているんです」。

そう言われる先生は多いです。ただ、作り直しには時間もお金もかかる。診療の合間にヒアリングを受けて、原稿を用意して、と考えるだけで先延ばしになります。

全部を一度にやる必要はありません。効果の出る順番があります。

この5か所は、無料のサイト診断でこちらが最初に見ている箇所でもあります。自院のサイトを一緒に見てほしい場合は、そちらからURLをお送りください。

<!-- def --> ホームページの更新とは、診療時間や休診日といった、いま受診しようとしている人が必要とする情報を実際と合わせ直すことです。新しい記事を足す作業だけを指す言葉ではありません。

1. スマホでの読みやすさ

患者さんの多くはスマートフォンから見ています。ご自身のスマホで、自院のサイトを開いてみてください。

文字が小さくて拡大しないと読めない。横にはみ出してスクロールが必要。電話番号を押しても発信できない。このいずれかがあれば、ここが最優先です。

パソコンの画面で作られた古いサイトは、スマホで見たときに崩れます。訪れた人はそこで離れます。

2. 最新の「お知らせ」の日付

トップページの「お知らせ」に、3年前の日付が並んでいませんか。

見た人は「この医院、いまも普通にやっているのだろうか」と考えます。検索エンジンも、更新の止まったサイトを同じように見ます。

年始の挨拶ひとつでも構いません。日付の新しい情報が上にあるだけで、印象は変わります。

3. 診療時間と最終受付時刻

診療時間は書いてあるのに、最終受付時刻が書かれていないサイトが多くあります。

「18時までと書いてあったので17時50分に行ったら断られた」。この行き違いは、1行を足すだけで防げます。臨時休診の告知場所も決めておいてください。

4. 「この医院を選ぶ理由」が言葉になっているか

「地域の皆様に寄り添った医療を」。この一文しか書かれていないサイトは、同じ地域の他院と並んだときに区別がつきません。

書くべきは、たとえばこうしたことです。

  • どんな症状の人が、どのくらい来ているか
  • 何を専門にしてきたか。何年やってきたか
  • 他院ではなくここへ来ると、何が違うのか

ここは、先生ご自身が言葉にしにくい部分でもあります。日常になっていることほど、強みだと気づけません。第三者に聞き出してもらったほうが早く進みます。

5. 問い合わせまでの導線

電話番号がページの下のほうにしかない。予約フォームが2階層下にある。この状態だと、来院を考えた人がそこで止まります。

スマホで見たとき、画面のどこにいても電話と予約に手が届くようにしてください。ここは技術的にはむずかしくない部分です。

どこから手をつけるか(手間と効果)

5か所を、かかる手間と変化の出やすさで並べ直すとこうなります。

直す場所手間変化が出るまで誰がやるか
2. お知らせの日付小すぐ院内でできます
3. 最終受付時刻小すぐ院内でできます
5. 問い合わせまでの導線中数日制作側の作業です
1. スマホでの読みやすさ中〜大数日制作側の作業です
4. この医院を選ぶ理由大数週間原稿を書く仕事です

上の2つは、今日のうちに終わります。日付を入れ替えて、1行足すだけだからです。

いちばん時間がかかるのは4です。ただしここは、直したときにいちばん差がつく場所でもあります。同じ地域の他院と並んだときに、選ぶ理由が書かれているサイトはまだ多くありません。

手をつける順番としては、2と3を先に終わらせて、その間に4の材料を集めるのが現実的です。材料というのは、どんな症状の患者さんが多いか、何を専門にしてきたか、といった日常の事実です。あらためて聞かれないと言葉にならない部分なので、先に集め始めておくと後が早くなります。

まとめ|クリニックのホームページで先に直す5か所

  1. スマホでの読みやすさ — 拡大しないと読めない、横にはみ出す、電話番号を押しても発信できない
  2. お知らせの日付 — 3年前で止まっていないか
  3. 診療時間と最終受付時刻 — 最終受付が書かれていないと行き違いが起きます
  4. この医院を選ぶ理由 — 「地域に寄り添った医療」だけでは、同じ地域の他院と区別がつきません
  5. 問い合わせまでの導線 — スマホのどの画面からでも、電話と予約に手が届くか

上から順に手をつけてください。全部を一度にやる必要はありません。

よくいただく質問

5か所のうち、自分で直せるのはどれですか

2(お知らせの日付)と3(診療時間・最終受付時刻)は、更新できる仕組みが入っていればご自身で直せます。文章を1行足すか、日付を入れ替えるだけだからです。

1(スマホでの読みやすさ)と5(問い合わせまでの導線)は、多くの場合HTMLやCSSに手を入れる必要があります。4(この医院を選ぶ理由)は技術ではなく原稿の仕事なので、書く時間が取れるかどうかで決まります。

5か所以外は直さなくていいのですか

優先順位の話です。この5つは、手間に対して変化が出やすい順に並べています。

ただし例外があります。広告表現に問題がある場合は、そちらが先です。医療機関のウェブサイトは2018年6月から広告規制の対象になっていて、患者さんの体験談やビフォーアフター写真の扱いに決まりがあります。詳しくは医療広告等ガイドラインで「書いてはいけない表現」を見分ける方法に書きました。

何年も更新していないと、検索で不利になりますか

順位の話よりも先に、来た人を取りこぼしているほうが問題です。診療時間や休診日が古いままだと、見た人はその場で別の医院を探します。

「お知らせが3年前で止まっている」状態は、開いている医院かどうかを判断する材料になってしまいます。年始の挨拶ひとつでも、日付の新しい情報が上にあるだけで印象は変わります。

順番を守れば、少しずつでも進みます

1と2だけでも、印象はかなり変わります。5か所すべてを一度にやろうとせず、上から順に手をつけてください。

どこから手をつけるべきか判断がつかない場合は、無料のサイト診断で現在のサイトURLをお送りください。この5か所を実際に見て、優先順位をつけてお返しします。無料です。

制作からその後の記事運用までの内容は、サービスと料金の考え方にまとめています。

直したあとにどう組み直すかは、内科クリニックの制作見本に置きました。受診の目安と混雑の見せ方を先に決めています。

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Free expression check

書けない表現が残っていないか、見ます。

医科は医療広告等ガイドライン、接骨院・鍼灸院は限定解除のないあはき・柔整の広告ガイドライン。自院のサイトに残っている表現を見て、直す順番を3つまででお返しします。無料です。

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